ローコスト住宅で防音室は作れるか？

ローコスト住宅で防音室は作れるか？

大きな音を立てて近所に迷惑をかけないように、ローコスト住宅に防音室を用意しようか迷っているのなら、地下室を活用するのも選択肢の一つです。地下室は音が周囲に漏れにくいために、カラオケや楽器の演奏などを始めたい時にも役立ちます。耐震性で優れているのも地下室を用意するメリットで、横揺れや縦揺れに強くてシェルターの代わりとして使うことも可能です。1階や2階部分に防音室を作りたいのなら、部屋のサイズを小さくすることで低予算でも建築はできます。組み立てタイプの部屋を後から設置するという選択肢もあり、安いものでは50万円から設置できるのが魅力です。広くて高性能なものになると200万円以上の費用は必要になりますが、サイズが小さいものでも十分な防音性を発揮してくれます。ローコスト住宅は騒音による問題が発生しやすいというイメージを捨てて、防音性にこだわりを持った設計を目指してください。エアコンや窓がついていて、音が響きにくい部屋を作るのはローコスト住宅でも簡単です。

ローコスト住宅と中古物件のいずれを選ぶべきかはじっくりと比較しよう

ローコスト住宅と中古物件のいずれを選ぶべきか、悩む方もいるでしょう。ローコスト住宅は新築でありながらコストが低いのが利点ですが、それには理由があります。設計を共通化したり部材を一括仕入れをしたりすることで、合理的理由によるコストカットで安くしているのが特徴です。そのため、品質や安全等は犠牲になっていませんが、注文住宅であっても自由度がある程度下がってしまうのがデメリットとなります。それが納得できない場合なら、中古物件で自分好みの建物を選ぶのも悪くありません。新築ではない分安くなるので、それを購入してリノベーションしても新築より安くなるからです。ただし、こちらもすでにある建物のなかから選ばなければならないので、自由な点はリノベーションの範囲になります。いずれが良いかは、自分が住みたい家になるかどうかや予算などで決まってきます。十分に理解をしたうえで、具体的なメーカーや物件を探してそれを比較して決定することが大切です。